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ブラジルで初の日本製雨量レーダー導入

 JICAブラジル事務所(斉藤顕生所長)の「開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業」の一環として、ブラジル日本無線斉藤優社長)とパラナ州市民防災局が連携し、雨量レーダー「RAIN WAECHER」を同州気象局に導入し、25日、同州クリチバ市の同州政庁舎で同州知事らが出席し開始セレモニーが行われました。この導入で防災能力が強化されます。

 JICAの同事業は、日本の民間企業が持つ優れた製品や技術などを開発途上国に導入し、社会・経済開発への貢献を目的としています。同事業は2013年頃からブラジル日本無線が在クリチバ日本国総領事館と30回に及ぶ交渉の末、2014年末に導入が決定しました。同事業は、雨量レーダーの導入だけでなく、関連技術の指導も行われます。

 今回、ブラジルに初めて導入された日本製のXバンド雨量レーダーは半径40㎞の範囲で150m区画ごとに降雨状態を把握でき、クリチバ市内から近郊までの地域をカバーします。同レーダーの管理は、崖崩れの危険性などを監視しているクリチバ市民防災局が担当し、対象範囲の砂防・洪水対策設備建設のために必要な情報を収集、自然災害の軽減につなげます。