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5~17歳の子供・未成年者200万人が就労

 アジェンシア・ブラジルの報道によると、全国児童労働防止撲滅フォーラムは12日、労働検察庁、国際労働機関の協力で「子供を保護しないことは未来を否定すること」をテーマにキャンペーン開始を発表しました。キャンペーンでは、農業や家内作業、麻薬の密売、性的搾取、都市部での未登録労働に焦点を当て、18歳未満のこうした労働への従事を撤廃することを目標にしています。

 同フォーラムは、こうした労働に5~17歳の子供・未成年者200万人以上が就労していると見ており、「この子供たちの将来はどうなるのか。働いている子供たちは、勉強への集中やエネルギーが不足している。国は全ての子供に質の高い公的教育を保証しているとは言えない。彼らを早期就労させることは、子供たちの未来を否定することになる」と警告しています。

 フォーラム関係者によると、最悪の児童労働形態の一つとされる農業に近年、5~9歳の子供の就労が増えていると語り、「児童労働の絶対数は都市部で多いように見えるが、農村部は集中していないだけで、都市部より多くの子供が働いている」と指摘しています。最新の全国家庭サンプル調査では、2015年に法律違反の就労をしていた子供・未成年者は270万人に上るという結果を得ています。