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「電子ビザ」導入で発給数49%増加

 8日付の地元メディアによると、オーストラリア人、カナダ人、米国人、日本人に対する査証(ビザ)発給の簡素化、迅速化を目的に導入した「eVisa」(電子査証)の効果で、これら4カ国での査証発給数が対前年同月比49%も増加しました。観光省は、査証発給数の増加でブラジルに2070万レアル(約6億6000万円)の経済波及効果を期待出来る、としています。

 4月の査証発給増加率を見ると、カナダ人が最も高く、前年同月は837件でしたが、今年は1461件と74.55%も増加しています。オーストラリア人への発給数は1399件で対前年同月比52.23%増でした。

 発給数が多かったのは米国人で、1万2298件(前年同月比44.17%増)でした。日本人への発給数は1952件(前年同月比25.04%増)でした。