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美川憲一公演に会場満杯の観客

 13日にサンパウロ市内の文協大講堂で開催されたチャリティーコンサート「美川憲一INサンパウロ」には、アマゾンやブラジリアなど遠くからの観客を含め3000人が詰めかけました。公演は正午と午後3時からの2回で、いずれも予定時間(1時間半)を上回る2時間にわたって美川の歌声や華麗な衣装、ユーモア溢れるトークを楽しみました。

 同公演には、ブラジリアやマナウス、ドラードス、ベレンリオデジャネイロサンパウロ市近郊のほか、隣国パラグアイボリビアからもファンが駆け付けました。アマゾナス・マナウス在住の橋口ヨリコさん(65、熊本)と弟の辻シヅトさん(62、2世)はサンパウロ市の友人から公演を聴き、「いつもテレビで見ている姿を見たいとやって来ました」と話していました。

 サンパウロ市近郊ピエダーデ在住の鹿野ゆみさん(43、2世)は、イビウナ在住の母・松迫みえ子さん(73、鹿児島)と一緒に会場を訪れ、「今日は『母の日』だから、母と一緒に来ました。美川さんは男なのに、怪しい魅力があり、好き」と手放しで喜んでいました。

カラオケ友達の森与志子さん(76、2世)とミナス・ジェライス州サン・ゴタルト在住の為国ゆきさん(67、2世)は、美川の歌や衣装、トークを楽しみに訪れ、「『柳ヶ瀬ブルース』や『さそり座の女』が大好きです。過日、日本旅行をした時は、『釧路の夜』に因んで釧路まで足を運びました」とファンぶりを話していました。
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観客と交流する美川(サンパウロ新聞提供)