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美川憲一が初のサンパウロ公演

 13日のチャリティーコンサート「美川憲一  IN  サンパウロ」公演を前に、初めてブラジル入りした美川憲一が(本名=百瀬由一さん、長野県諏訪市出身)が11日、サンパウロ市内のホテルで記者会見をしました。会見の冒頭、「ブラジルは遠いわね~」と第一印象を語り、「ブラジルは人がとっても優しく、穏やかな性格という印象を受けたわ」とあいさつしました。

 同公演は、ブラジル日本移民110周年記念行事の一環として開催されます。公演の収益は、サンパウロ日伯援護協会、救済会、こどものその、希望の家の日系福祉4団体と、110周年記念祭典委員会の計5団体に寄贈される予定です。

 美川の海外公演は、昨年1月のロサンゼルス公演に続いて2回目。90分の公演では、持ち歌の15曲を披露し、2度の衣装替えが行われます。会見で美川は「カラオケで歌う人がたくさんいる時代。歌は聴く時代より、歌う時代に変わった。歌うことで力を与えられる。歌には人それぞれに想い出があり、その時代を思い起こさせてくれる」と歌の力に言及、「歌って、しぶとく生きましょう」と語りかけました。

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<写真>ホテルで記者会見する美川憲一サンパウロ新聞提供)