中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

ホテルで日本酒の試飲会

 日本移民110周年を記念して日本酒の試飲会が26日、サンパウロ市内のインターコンチネンタルホテルで開かれ、日本人、日系人合わせて60人が集まりました。同ホテル国際販売部長の宮田カチアさん(50歳、4世)が企画したもので、貿易会社のTRADBRASと日本食レストラン「RYO(良)」が協力しました。宮田さんは、「日本人が多く宿泊されるホテルなので、日頃の感謝を込めて企画しました」と話しています。

 イベントでは、日本酒を輸入するTRADBRASの日本酒ソムリエ、石井セルソさん(3世)が日本酒の歴史や種類について説明、兵庫県醸造される「白鹿」「黒松白鹿」「白鹿・純米酒超辛」「白鹿・純米酒山田錦」を試飲しました。参加者の中には、ブラジルでは一般的なカクテルの「サケピリーニャ」を飲んだことはあるものの、日本酒をそのまま飲んだことはないという人もおり、種類の豊富さや味わいの違いに驚いていました。

 インターコンチネンタルホテルでは今後、8月に醤油、11月に煎茶という日本特有の商品を紹介するイベントを開催予定です。