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サンパウロ市内で邦人が強盗被害

 在サンパウロ日本総領事館によると、16日、サンパウロ市内の繁華な路上で邦人が襲われる強盗事件が発生しました。邦人2人が乗車した車が赤信号で停車したところ、拳銃を所持した男1人に金品を要求され、運転手と助手席同乗者が携行していた腕時計を手渡しました。

 男はさらに携帯電話も要求しましたが、信号が青に変わり、周囲の車両も動き出したため、犯人は逃走しました。被害品は腕時計のみ
でした。被害者によると、被害現場の数十メートル手前で窓に物が当たる音がしたので、犯人が小石などで窓が防弾ガラスでないか確認したのではないかと話しています。

 同総領事館では、交差点で停車する場合は前方の信号や渋滞状況を見て出来るだけ徐行距離を長く取り停車時間を短くする、強盗には抵抗せず要求に従うこと、と注意を喚起しています。