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皇太子殿下、3度目のブラジルご訪問

 来年5月1日に天皇に即位される皇太子殿下のブラジルご訪問は、今回が皇太子としては最後になります。ブラジリアの日本国大使公邸で18日、皇太子殿下のご訪問を歓迎する「ブラジル日系社会代表レセプション」が開かれ、日系団体代表者と懇談されました。皇太子殿下のご訪問は今回で3度目。レセプションには、サンパウロ、リオなど日本領事館の管轄ごとに日系団体代表者が9グループに分かれ、皇太子殿下のお言葉に聞き入りました。

 レセプションに皇太子殿下は黒のスーツに、赤色の柄が入ったネクタイを着用してご出席になり、各グループの間を回りながら懇談されました。各日系代表は、「日本語学習者が東京五輪に向けて増えつつあります」(ブラジル日本語普及協会)、「非常に若い団体ですが、昨年外務省の支援を頂き、会館を建てました。感謝しております。会館を拠点に、日本文化を残していきます」(ロライマ日伯協会)、「リオは日系人が少ないので、我々が頑張って日本文化を普及しています」(リオ州日伯文化体育連盟)などと近況を報告、殿下は励ましの言葉を贈られていました。