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ルーラ元大統領の人身保護令請求を却下

 地元メディアによると、司法高等裁判所は6日、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ元大統領から提出されていた人身保護請求の審理を行い、人身保護令を認めない判断を示しました。1月、第4連邦地域裁判所で行われた控訴審で1審の有罪判決が支持され、12年1カ月の禁固刑が言い渡され、この判決に対し人身保護請求が出されていました。

 禁固刑の判決は、ルーラ氏がサンパウロ州グアルジャー市にある高級マンションを建設企業から提供され、不正な利益を受けたと収賄および資金洗浄の罪で受けました。判決では控訴審における申し立ての司法手続きが終了次第、収監が可能としています

 控訴審有罪判決後の収監については、2016年の連邦最高裁判所審理で11判事中6人が収監可能との判断を示しています。6日の司法高等裁判所の審理では、この最高裁判断を根拠に控訴審判決後収監するのに違法性はないとしています。

 連邦最高裁判所には、控訴審有罪判決後の刑期開始に関し、ルーラ氏側から判断を求める訴えが出されています。具体的な審理日程は未定ですが、最高裁の11判事中7人が同件に関する16年の最高裁判断について再び議論を行うことに賛成しています。