2年続けて前年比3.5%の縮小を続けていたブラジルの国内総生産(GDP)が3年ぶりにプラスに転じました。ブラジル地理統計院が1日発表したもので、2017年のGDPは前年に対して1.0%拡大、6兆5599億レアル(約229兆6000億円)に達しました。地元メディアの報道です。
農業の第1次産業とサービス業の第3次産業がそれぞれ13.0%、0.3%伸び、工業などの第2次産業はプラスマイナス0.0%でした。1人当たりの実質GDPは前年よりも0.2%上昇し3万1587レアル(約110万円)になっています。