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輸出が好調で自動車生産拡大

 地元メディアによると、全国自動車工業会は6日、完成車の好調な輸出で生産が拡大していると発表しました。2018年1月の国内生産は乗用車、軽商用車、トラック、バスを合わせて21万6834台と17年1月の生産台数を24.6%上回っています。対前月比では1.5%増でした。1月の輸出台数は06年に記録した1月の最高(4万6000台)を超える4万7000台に上っています。

 自工会のアントニオ・メガレ会長は「我々はあの最も憂うつな段階から抜け出しているところだ。(今年1月の)数字は1月のものとしては非常に妥当なものであり、過去10年間の平均(生産数)の範囲内に納まった。1月(の輸出)は史上最高だった。我々は年間輸出台数の新記録樹立に向けて進んでいる」とコメントしています。

 自動車生産の復調で同産業を支える労働者の生活も通常に戻りつつあり、新規採用を始めるメーカーも現れています。