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ルーラ氏の大統領選出馬は反対51%

 国内メディアによると、ルーラ元大統領の大統領選挙出馬に関しダタフォーリャが1月末に行った世論調査では出馬に反対する人が51%、賛成が47%で、支持と不支持の割合が拮抗していました。同調査は29~30日に国内174市2826人を対象に行われました。

 ルーラ氏は2審での有罪判決により出馬が不可能となる可能性のほか、2審の不服申し立て手続き終了後に暫定的に刑期が開始される可能性があります。ルーラ氏が選挙戦に参加すると思うかとの質問では、参加しないが43%、参加するが32%となっています。

 逮捕されるべきかどうかでは、53%が逮捕支持、44%が不支持の回答でした。逮捕されると思うかについては56%が逮捕されないだろうと考えています。ルーラ氏の禁錮12年1月の有罪判決を正当と考えている人は50%で、不当と考えているのは43%でした。