中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

ジャパンレールパス問題 世界各国で反対署名運動展開

 JRグループの「ジャパンレールパス海外在住邦人使用中止」問題で、世界各国の在外邦人たちが反対署名運動を始めました。ブラジルでは日系団体を中心に署名活動が始めていますが、オーストラリアのブリスベン市在住の藤巻ギャレット由紀さんら有志による署名活動も始まり、米国のニューヨークや英国のロンドンなど、在外邦人数の多い都市を中心に署名活動が全世界に広がっています。
 藤巻さんは、昨年11月半ばにJRグループが永住権を持ち海外に在住する日本国籍者の「ジャパンレールパス」使用中止を発表後、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)のフェイスブック上に「ジャパン・レール・パスを考える在外邦人の会」(https://www.facebook.com/keepususejrrailpass/)を立ち上げ、中止を求める人へ署名を訴えてきました。インターネット上での反対署名は1月6日現在で63カ国約5800人が寄せており、フェイスブックでの「いいね」も1060件以上に達しています。
 藤巻さんは「在外邦人が一丸となって今回の件に物申し、動かせたらと思っています」と話しています。