中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

「立ち小便」条例発効=サンパウロ市=

 地元メディアによると、サンパウロ市(ジョアン・ドリア市長)は24日、同市内の路上で立ち小便をした者に対して500レアル(約1万7500円)の罰金を科す条例を施行しました。同条例案は今年4月、市議会で可決、市長も承認していました。

 報道によると、立ち小便の取り締まりは市内32カ所の市役所支所の職員と同市警備隊が行います。この他、市内各地に設置されている防犯カメラでも監視されます。立ち小便の現場を押さえられると、住所氏名を確認の上罰金を払わされ、悪質な場合は警察署へ連行されることもあります。

 同条例では、路上生活者及び尿失禁を患っている子供の親(保護責任者)は罰金の対象から除外され払う必要はありませんが、口頭で注意されることはあるそうです。