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サンパウロ市幹部、情報開示の妨害を指導

 地元メディアが、ジョアン・ドリア市長(サンパウロ市)をトップとする市役所が「情報アクセス法」に違反しジャーナリストへの情報提供を妨害する行為をしていると報じています。例えば、ジャーナリストが市内の道路の陥没や穴を修理する箇所がたくさんある事を報じようと資料を請求しても、市の幹部は情報入手を諦めさせるため情報を小出しにするよう部下に命令、報道を妨害しているとしています。

 ドリア市長は、市役所に対して行われた情報開示請求を遮ったりするといった方針はとっていないとし、「我々はいかなる種類の制限もなしに、それを望む人がサンパウロ市役所のすべての情報にアクセスできる自由を保証している」と反論しています。

 2012年に施行された情報アクセス法は、市民らが行政のデータにアクセスすることを保証する目的で制定され、誰が請求したかに関係なく各種情報は開示されなければならないと規定しています。開示請求者はその請求の理由を明らかにする必要もないともされ、情報を要求された公的機関は個人情報などの特殊なケースを除き拒否出来ません。

 なお、サンパウロ市役所は拒否したと槍玉に挙げられた幹部はすでに辞職を申し出たおり、市の幹部ではないと表明しています。