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サンパウロ市が公金5500万ドル取り戻す

 地元メディアによると、大手民間銀行の一つ、サフラ銀行は1日、現連邦下院議員で元サンパウロ市長のパウロ・マルフ氏(PP)が横領したサンパウロ市の公金を受け取ったことで法的責任を問われるないようサンパウロ市役所に1000万ドルを支払うことでサンパウロ州検察当局と合意しました。

 今回の合意により、サンパウロ市が取り戻した公金は、ドイツ銀行から2000万ドル、米シティバンクから1500万ドル、スイス・UBSからの1000万ドルと合わせて5500万ドルになります。

 マルフ下議は1969~71年と93~97年の合計6年間にサンパウロ市長を務め、市長時代に同市内の道路、トンネル工事費用を横領したとされています。連邦最高裁判所は今年5月、マネーロンダリング罪で有罪とし、議員資格喪失と130万レアル(約4500万円)を超える罰金、7年9カ月の禁錮刑を言い渡しました。マルフ氏は収監されず、今回の判決を不服として上訴しています。マルフ下議の事務所は、この件に関してコメントしないと表明し、サンパウロ市役所もコメントしていません。