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16年の強盗殺人件は 7年前から5割増加

 30日に発表された第11回ブラジル公共保安フォーラム年次報告書によれば、ブラジル国内で昨年記録された強盗殺人件は2514件で、1593件だった10年と比べ57.8%も増加しました。アジェンシア・ブラジルなど国内メディアが伝えています。

 データは国内各州の公共保安当局の統計から作成されました。データを見ると、16年には19州で強盗殺人が増加しています。増加率が高いのはロンドニア州の124%、他州はトカンチンス州が73%、リオデジャネイロ州が70%ほど増加しています。一方、ロライマ州は45%、パライバ州は28%、アマパー州は23%それぞれ減少しています。

 件数が多かった州はサンパウロ州で352件(15年は645件)、リオデジャネイロ州が225件(同131件)、バイーア州が211件(同207件)、パラー州が218件(同185件)、ゴイアス、ペルナンブコ、リオグランデ・ド・スル各州が160件以上となっています。

 国内における強盗殺人は10年から毎年増加しており、16年までの累計は1万3800件にもなっています。各メディアは増加について、「経済危機が各州の犯罪抑止政策への投資を縮小し、警察のパトロールや捜査に影響を与えた」とする専門家の見方を紹介しています。