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空港で現金を押収

 地元紙の報道によると、国税庁は9日夜、サンパウロ州カンピーナス市のビラコポス空港で、ポルトガルリスボンから到着した乗客が所持していた未申告の現金1万8000ユーロ(約238万円)を押収しました。この乗客は西アフリカのギニアビサウ出身の男性で、ポルトガルのパスポートを所持、当局は男性が国際的な麻薬取引に関係している可能性があるとして監視していました。

 国税庁はここ40日間に、今回のケースと似たような状況下で、2人がコカインの国際的売買によって逮捕されたとしています。1人はグアルーリョス空港(サンパウロ州)で、もう1人はリスボン空港(ポルトガル)で逮捕されています。同庁は声明を発表し、「(今回)押収された現金は違法な目的のため(コカイン購入など)に使用される可能性があった」と指摘しています。