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公教育への柔道導入で指導者7人を招へい

 在ブラジル日本国大使館によると、日本政府は「スポーツ・フォー・トゥモロー」の一環でブラジル公教育への「柔道」導入計画に取り組んでいます。8日から1カ月間、ブラジルから柔道指導者7人を招き、筑波大学を中心に柔道研修「柔道の学校体育導入支援」を既に始めました。

 同計画は、2016年10月のテメル大統領来日の際、日本の文部科学省とブラジル・スポーツ省が「リオ2016から東京2020」への継承を念頭にスポーツ・体育教育分野での協力覚書を締結したのが始まりです。日本政府はブラジルでも広く普及している「柔道」の人間教育の側面に着目、公教育へ柔道を導入する支援をすることにしました。

 今回、初の取り組みとして日本国内の関係機関(外務省、スポーツ庁筑波大学講道館)が協力し、ブラジルから柔道指導者7人を招き、学校体育分野における柔道の講義及び実技等の研修を実施しています。