国内メディアによると、車のトランクの中に銃弾3500発を隠し持っていたリオ州軍警察官が28日、同州イタチアイア市内の国道116号線(通称ヅットラ街道)で検問中の連邦道路警察に発見され、密輸の現行犯で逮捕されました。
逮捕されたのはリオ市のセントロ周辺を管轄する軍警察第5大隊所属の下級兵士(男性、28歳)で、調べによるとパラグアイのサルト・デル・グアイラー市と国境を接するパラナ州グアイラー市へ密輸された銃弾を、同市からリオ市へ運ぶ途中でした。9ミリ弾は主に拳銃や短機関銃で使用されます。
逮捕された軍警察官は偽装した車のトランクの底に銃弾を隠していました。犯人は軍警内部監察の協力を得て警察署へ連行、背後関係など詳しい事情を聞いています。