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毎日約3人が交通事故死=サンパウロ市内=

 地元メディアによると、2017年1~7月間にサンパウロ市内で522人が交通事故死しました。毎日2.6人が交通事故で亡くなっている計算です。サンパウロ州政府の調べで分かりました。サンパウロ州交通事故情報管理システムによると、同市内では歩行者と2輪車(オートバイ、自転車)搭乗者の死亡数が増加しています。

 歩行中に車にはねられて亡くなった人は248人。また自転車搭乗時に交通事故で亡くなった人は23人で、歩行中に亡くなった人の10分の1未満です。しかし昨年同期比で見ると、自転車搭乗時の死亡は64%増と著しい増加ぶりです。オートバイ運転、もしくは同乗中に亡くなった人は、今年7月だけで31人、1~7月の累計では昨年同期比10%増の189人に上っています。