中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

日系人出場者や日本人観光客の姿も=サンパウロ=

 24日、サンパウロ市でも開幕したカーニバルには22のエスコーラ(サンバチーム)が出場し、サンバ会場にやって来た観客を熱狂の渦に巻き込みました。ここで上位に入賞した7組は3日のチャンピオン大会で再びパレードを披露します。
 サンパウロ市内では路上でのカーニバル「ブロコ」も18日から始まり、若者を中心に多くの人が楽しんでいます。こちらはカーニバル終了後もしばらくは続く予定です。初日の24日は、夕方にすさまじいスコールがやって来ましたが、カーニバル開始時刻にはすっかり雨は上がったものの、例年よりも肌寒いカーニバルになりました。

 サンバ会場で5番目に登場したのはエスコーラ「ガビオンイス・デ・フィエル」には、日系の有名芸能人サブリナ・サトウもパレードに参加し愛嬌を振りまき、観客から盛んに声援が飛んでいました。このほかカーニバルには駐在員の日本人やその家族、日系人も多く出場。非日系人にも負けないパフォーマンスを披露していました。

日本人旅行者も見物

 観客席の中には日本からの旅行者の姿もみられました。カーニバル2日目の25日夕にブラジルに着いたばかりだという堀中進さん(43、栃木)は、駐在員の友人である堀本尚信さん(41、長崎)とカーニバル会場を訪れました。堀中さんはもちろん、堀本さんもカーニバルを観るのは初めてで、「パレードに加え、盛り上がっている他の観客を見るのも楽しい。音楽も良いし、めっちゃ楽しんでます」と笑顔で語ってくれました。