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テメル政権の評価 36%が「期待以下」

 フォーリャ紙の報道によると、調査会社イプソスから27日、ミシェル・テメル政権の評価に関する調査結果が27日に発表され、大統領代行就任から5カ月過ぎた現政権は期待を下回っているとの回答が36%に上りました。この調査は国内72市の計1200人を対象に10月1日から12日の期間に実施されました。
 期待を上回ったとの答えたのは2%で、予想の範囲内との回答は16%でした。24%が評価をするのは早すぎると答えています。14%はもともと現大統領に期待を持っていなかったとの答えでした。
 テメル氏の政権運営に対する評価では、「悪い」または「最悪」が46%、「普通」が32%、「良い」または「最高」が9%でした。所得層別にみると、DおよびE層では64%が低評価、AおよびB層では39%が高評価という結果でした。地域別で高評価の割合が最も高かったのは中西部で42%。北東部と南部では、それぞれ68%、67%が低い評価でした。