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家族手当受給世帯の子供を支援=テメル政権=

 地元メディアの報道によると、連邦政府は家族扶助プログラム「ボルサ・ファミリア」の手当を受給している家庭の3歳までの児童を対象にした支援プログラム「クリアンサ・フェリス(幸せな子供)」を発表しました。ミシェル・テメル政権が社会分野において初めて推進するプログラムで、マルセラ大統領夫人が広報大使の役割を務めます。同夫人は各州・市へに同プログラムへの参加を奨励、民間企業へも参加を呼び掛けます。
 同プログラム発表の席で大統領は、「我々は社会の幸福を確保するため、特に極度の貧困状態にあり、現在家族扶助を受けている弱い立場にある市民のため、時間をかけて努力していく。家族扶助は非常に成功した政策であり、今後も継続して推奨するべきだ」と語りました。
 来年度は60万人の子供に対応する3億レアルの予算を計上し、18年度には200万人の子供に対応出来るよう8億レアルの予算を計上する予定です。