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市長・市議選の候補者1500人以上が外国出身

 地元メディアの報道で、10月2日に投票日を迎える全国市長・市議会議員選挙で全国の立候補者計49万3580人のうち、約0.3%にあたる1542人が外国出身者だと判りました。選挙高等裁判所の調べです。
 ポルトガル人の場合、3年以上ブラジル国内に住居があれば、立候補や投票などブラジル人と同様の政治的権利を申請することができます。認められれば、自国での政治的権利は停止されます。今回の選挙には58人が立候補しています。
 ポルトガル以外の出身の人は、ブラジルへ帰化していれば立候補が可能です。立候補者の出身国を見ると、アルゼンチン、ボリビアキューバといった中南米諸国のほか、スペイン、中国、米国、アンゴラ、ベルギー、ギリシャパレスチナの出身者などがいます。