中南米の最新情報

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南北国境で密輸の模造品、たばこ押収

 国内メディアによると、ベネズエラと国境を接するブラジル最北の州、ロライマ州パカライマ市内の検問所で14日、様々なブランド品の模倣品(メガネ1032個と腕時計275個)をベネズエラナンバーの車の中から押収、運んでいたベネズエラ人の男を拘束しました。
 報道によると、連邦道路警察は模造品はベネズエラで製造され、ブラジルへ密輸入しようとしていたと見ています。身柄を拘束された男と押収された車、大量の模造品はすべて国税庁に送致されました。

パラグアイ国境では密輸たばこを押収

 パラグアイと国境を接するパラナ州グアイーラ市のパラナ川でも16日、連邦警察がパラグアイから密輸入されたたばこ約2万5000箱を船内から押収、隠し持っていたパラグアイ人の男を逮捕しました。連警捜査官がパラナ川をパトロール中に船を見つけ、近付こうとしたところ船が逃げ出し、同州アルトーニア市付近まで追跡して船を捕まえました。逃走中、パラグアイ人の男は密輸たばこの入った箱数個を川へ投棄しましたが、捨てきれなかったたばこ全てを押収しました。同船していたもう1人の容疑者は川へ飛び込んで逃亡しました。