中南米の最新情報

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「マリフアナ・チョコ」「五輪印コカイン」押収

 地元メディアによると、マリフアナの固形物をチョコレートやシリアルバーのように偽装しサンパウロ市内中心部で販売していたリオ出身の男(41)が25日、同州文民警察によって現行犯逮捕されました。調べによると、男は50グラムと100グラム2種類の「マリフアナ・チョコレート」を、チョコレートやシリアルバーのパッケージに包んで売っていました。男は調べに、1個当たり最高150レアルで「マリフアナ・チョコレート」を売っていたと供述しています。マリフアナのほかに、マリフアナで使用する上質紙や粉状にする器具なども所持していました。

コカイン小袋に五輪エンブレムと警告文

 リオ五輪の観戦客や参加選手らが多数訪れるリオ市内中心部でも25日、リオ州の軍警察と文民警察が協力、麻薬取引の摘発を行い、コカイン93袋、クラック(たばこで吸引できる状態のコカイン)28片、40口径の銃弾13発を押収しました。押収されたコカインの小袋には、リオ五輪のエンブレムと「子供から離れて使用すること」という注意文が印刷されていました。