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体操男子日本代表がサンベルナルドで事前合宿

 団体総合金メダルを目指す体操男子日本代表選手団が21日ブラジルに到着、サンパウロ市郊外のサンベルナルド・ド・カンポ市内で25日まで、時差ボケ解消と体調調整を目的に事前合宿をしました。サンパウロは23日まで冷え込んでいましたが、24日には暖かくなり、通しの練習を行う選手もいました。
 主将でエースの内村航平コナミスポーツ)選手は、五輪本番の予選と同じ順番で通し練習をしました。寒さが苦手という内村選手は「昨日(23日)まで寒くて時差ボケもありましたが、今日(24日)は身体の状態もすごく良く、通し練習を行いました」と話し、練習後、「不慣れな器具で細かいミスはあったが、気持ちと体力的には良い状態にある」と力強く答えました。
 内村選手は「それぞれ自分のペースを把握しながら練習ができている」とチームの状態を分析。練習中は、19歳の白井健三日体大)選手に「あん馬」のアドバイスをするなど、後輩たちの練習にも目を配っていました。

地元子供たちと交流

 公開練習が行われた24日には日本代表選手の姿を一目見ようと、体操教室に通う地元の子供たちが多く参観しました。内村選手は「自分の演技の後に拍手がもらえ、試合のような感じで練習できた。子供たちには夢を与えられたと思う」と話し、試合後には写真撮影やサインに応じるなど、子供たちとの交流に努めていました。
 報道陣の「団体と個人両方とも連覇できると思いますか」という質問に内村選手は、「個人のことはあまり考えていません。団体は今まで以上に欲しいメダルなので、試合本番になれば練習の成果が出ると思う。自信はかなりあります」と金メダル獲得への意気込みを見せました。
 練習会場には、前回ロンドン五輪男子「つり輪」でブラジル体操史上初となる金メダルを獲得し、今回もメダルが期待されているアルトゥール・ザネッチ選手兼監督の姿も見え、日本代表が「つり輪」のアドバイスを受けるなど、地元ブラジル選手との交流も風景も見られました。水鳥寿思監督は「日本の選手は『つり輪』の力技が課題。勉強になる貴重な機会だった」とザネッチ選手の指導を喜んでいました。

日系選手も有望

 リオ五輪のブラジル体操代表選手5人の中に、日系人選手のセルジオ・ササキ・ジュニオール選手とアルトゥール・オヤカワ・マリアーノ選手2人が入っています。水鳥監督は「ブラジル男子体操は全体的な力が上がってきている。オヤカワくんはここ数年でかなりレベルアップしているし、ササキくんも積極的に点数を上げようとしていたのが印象に残った」と日系人選手2人の名を挙げ、ブラジル男子体操好調ぶりを指摘していました。