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最高裁で盗聴装置発見

 地元での報道によると、連邦最高裁判所判事室で盗聴装置が発見され、17日、最高裁事務局がその事実を認めました。同装置が設置されたのはルイス・R・バローゾ判事の執務室で、4月11日に行われた最高裁警備部門の巡回検査で発見されました。
 現在も内部調査が続いていますが、盗聴器を設置した犯人、実際に何かを盗聴されたかどうかについては発表されていません。装置は判事の机下の床にはめ込まれた通信ボックスの中に仕込まれていました。発見時、盗聴器は機能していませんでした。
 同判事の部屋は以前、退官したジョアキン・バルボーザ判事が使用しており、バルボーザ氏は「非常に深刻な問題だ」とコメントしています。