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「最後まで戦う」とジルマ大統領

 地元メディアによると、大統領弾劾手続き開始請求に関する下院投票が近づく中、ジルマ大統領は13日午前、大統領府にジャーナリストを招いて会見しました。会見で大統領は、弾劾請求の根拠とされている背任の罪を改めて否定。「政変の企てが進んでいる」と弾劾を支持する勢力を批判し、「最後の瞬間まで戦う」と強調しました。その一方で、議会投票で弾劾に向けた動きが阻止された場合、「敗者も勝者もなく、反対勢力にも呼び掛け、現在の危機を脱するために全国的な政治協約と対話を提案する」と述べました。阻止できなかった場合は、大統領としての職務から離れ、自身がどうこうする余地はないとしています。

弾劾に賛成議員は308人(14日現在)

 弾劾手続きに関する審議の継続が下院投票で決まるためには342以上の賛成が必要。フォーリャ紙の調査(14日付)によれば、賛成の意思を明らかにしている議員は308人、反対は117人で、約90人が未回答、未決定か、意向を明らかにしていません。連立政権内では、進歩党が連立離脱を発表後、13日には社会民主党が審議継続に賛成することを決め、賛成派の票数が伸びています。一方、政権側は弾劾をなんとか阻止しようと下議から就任した現職閣僚が閣僚を辞任し、議員として下院本会議で投票する動きも出ています。

下院を通過

 ブラジルからの連絡によると、下院本議会は17日午後2時から投票を行い、午後11時7分に弾劾審議に必要な下院議員の3分の2に当たる342票を獲得、今後上院で審議されることになりました。
 審議継続が決まった途端、町中では花火が打ち上がり、住宅やアパートからは歓声が上がりました。投票の模様は各テレビ局が実況中継しました。