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検察がルーラ氏、家族ら訴追

 各メディアによると、サンパウロ州検察局は9日、ルーラ前大統領を資産隠蔽と資金洗浄、文書偽造などの容疑で訴追手続きを開始しました。州裁判所が受理すれば、裁判が開始されます。検察は、建設会社OASの名義になっているサンパウロ州グアルジャー市の高級マンションの三層型居室が実際はルーラ氏の所有だとし、資産の隠蔽が資金洗浄にあたると主張しています。ルーラ氏は、同不動産の所有を否定しています。
 指摘されたマンションの居室は、2009年に資金面の問題により、OAS社がBancoop住宅組合から買い取ったものです。検察はルーラ氏のほか、夫人、長男、OASとBancoop関係者など15人も訴追しています。同不動産は、連邦検察庁によるペトロブラス汚職の捜査対象にもなっています。14年にOAS社が70万レアル以上をかけてリフォームを行い、そのリフォームがルーラ氏への利益提供だったとの疑惑です。
 ペトロブラス汚職捜査ではOAS社、Bancoopの関係者も捜査対象になっていますが、今回のサンパウロ州検察の訴追とは関係ないとされています。