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米格付け会社がブラジルの等級引き下げ

 各メディアによると、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズが、ブラジルの信用格付けを投資適格級で最も低いBaa3から投機的等級のBa2へ2段階引き下げたと発表しました。見通しも「ネガティブ」としており、今後さらなる格下げの可能性も示唆しています。今回の引き下げによりブラジルの格付けは、S&P、フィッチ、ムーディーズの主要格付け3社すべてで投資適格級を失いました。
 ブラジルは2008年にS&Pとフィッチ、09年にムーディーズがそれぞれ投資適格級に格付けしましたが、昨年9月にS&P、12月にフィッチが投機的等級に引き下げ、ムーディーズのみが投資適格級を維持していました。

政府債務増加が引き下げ理由

 ムーディーズは、今回の引き下げの理由として、低成長の中で今後3年の間に政府債務が国内総生産(GDP)の80%以上に達する可能性を挙げています。この他、現在の政治的混乱が今後の財政悪化につながり、構造改革が遅れる可能性も指摘しています。