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ドル高が密輸に影響、押収総額が2割減少=パラグアイ国境=

 地元メディアによると、フォス・ド・イグアスー警察署が26日に公表した集計で、連邦警察が昨年押収した密輸品の総額が4100万レアル(約12億円)相当で、2014年の4940万レアルからほぼ20%減少したことが明らかになりました。モザルト・ペルソン・フックス署長は「ドル高により、国境向こう側のパラグアイでの買い物による利益が減っているのだろう。パラグアイでの買い物はそれほど魅力的ではなくなったようだ」と説明しています。
 しかし、麻薬の種類によって押収量は増加しています。マリフアナは14年の約21トンが昨年は24トン、エクスタシーの押収量500グラム増加しました。コカインやクラック、ハシシなどの押収量は減少しています。これは昨年の連邦警察による国境周辺での取り締まりが強化された事による減少と見られます。国税庁では、特にパラグアイからの密輸煙草の押収量が多くなっており、イポリト・カピラン監査官は、「煙草の価格が非常に高くなったため」と指摘しています。
 ブラジルで最も往来の激しいこの国境地帯は、昨年中に100万人以上の外国人が出入国しています。