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蚊対策の肌用虫除け需要が急増

 地元メディアによると、サンパウロ消費者保護センターの調査で、過去3カ月の間にサンパウロ市内の薬局で肌用虫除け剤の価格が急上昇していることが判りました。現在同センターでは、値上げが消費者保護法に抵触しないかどうかを調査しています。
 調査は、デング熱、同じネッタイシマカがウィルスを媒介するジカ熱、チクングニア熱の流行で虫除け剤の需要が増加したことを受けて行なわれました。昨年11月から今年1月までの国内の大手薬局チェーンで販売している主要メーカー品の価格を調べたところ、最大で62%も価格上昇している商品がありました。薬局関係者の話では、今年に入って虫除け剤の需要が昨年と比べ5倍以上増加していると指摘しています。