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2015年のデング熱で863人死亡、感染は164万人

 地元メディアによると、連邦厚生省は15日、2015年の流行病報告書を公表し、昨年国内で記録されたデングウィルス感染と見られるケースは164万9008件と猛威を振るい、統計を取り始めた1990年以降で最多となりました。これまで最も多かった年は13年の145万2489件でした。デング熱による死亡者は863人で、14年(473人)より大幅に増加しています。
 感染のケースを地域別に見ると、最も多かったのは南東部の約102万件で、北東部(約31万)、中西部(約22万)と続いています。流行のピークは4月で、10万人当たり229.1人でした。デング熱による死亡者が最も多かった地域も南東部で、563人、次いで中西部(130人)でした。
 州別ではサンパウロ州が73万3490件で最も多く、人口比ではゴイアス州(10万人当たり2500人)、サンパウロ州(同1665人)、ペルナンブコ州(1107人)が高い感染者でした。

政府は対策費13億レアルを支出

 ジルマ大統領は、デング熱ウイルスを媒介するネッタイシマカ駆除を含む衛生監視活動予算として12億7000万レアルの支出を承認しました。その他に国内の風土病撲滅活動への支援として6億レアル、デング、チクングニアおよびジカの監視とコントロール、予防活動を強化するため5億レアルが追加支出される予定です。