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ジルマ政権評価は70%が悪い

 地元メディアによると、ブラジル世論調査・統計機関は15日、ジルマ・ルセフ政権評価の調査結果を発表しました。評価では、良い・とても良いが9%、普通が20%、悪い・非常に悪いが70%、わからないが1%でした。今回の調査は今月4〜7日に143市で2002人を対象にアンケート形式で行ったもので、大統領弾劾に向けた手続きの最中でした。
 前回の同調査は9月に行われ、10%の有権者が現政権をについて良い・とても良いと回答。69%が悪い・非常に悪いと評価、21%が普通と回答していました。
 今回の調査では、大統領の「統治の進め方」に関する意見も求めており、14%が支持、82%が不支持、そして4%が未回答となっています。大統領への信頼を示したのは18%で、78%は信頼せずと回答しています。
 1期目のジルマ政権との比較では、2%が2期目の方が「向上した」と述べているのに対し、81%が「悪化した」としており、15%は「変わらない」としています。

弾劾裁判に強い関心

 政府に関して最も記憶に残るニュースの項目では、以下のニュースが上位に並びました。
1.ジルマ大統領の弾劾 50%
2.ペトロブラス汚職 13%
3.政府の汚職 7%
4.汚職反対のデモ 5%
5.クーニャ議長の弾劾請求受け入れ 4%