地元メディアによると、サンパウロ州議会は4日、大音量で音楽を発する車を囲んで路上などで飲酒やダンスなどをして騒ぐフェスタ「パンカドン」を同州内で行うことを禁止する法案を可決しました。同法案は、ジェラルド・アルキミン知事(PSDB)の承認が得られ次第発効します。「パンカドン」は路上だけではなく、ガソリンスタンドや駐車場などの公共の場においても禁止されます。
この法案では、カーステレオの音量を大きくしたままにした者には1000レアルの罰金が科せられるほか、車も押収されます。再度違反した場合は罰金は倍額になります。
2013年5月にサンパウロ市で同様の条例が施行されています。条例では、初回の違反の場合には1000レアル、2度目には2000レアル、3度目以降は4000レアルの罰金が科されることになっています。