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家族手当の詐取を狙ったマフィア取締り

 各メディアによると、連邦警察はこのほど、アマゾナス州アルト・ソリモンエス地方の各市で、政府の生活扶助制度「ボルサ・ファミリア(家族手当)」のカードを不正に所持しているマフィアの取締まりを行いました。この取締まりで警察は、マナウス市から船で1350キロ離れたアタライア・ド・ノルテ市で9人の商人を拘束、彼らが所持していた先住民の同プログラム受給カードを回収しました。同時に売上ノートや暗証番号の記録、債務ノート、銀行の出金・取引明細書も回収しています。
 この捜査を監督するビニシウス・フェレイラ連邦警察署長は、カードを所持していた商人9人に尋問を行う予定です。その後警察は、9人をカードの不正所有、金融機関に損害を与えた詐欺行為、窃盗の容疑で起訴するとしています。同捜査は、引き続き先住民が多数を占める市で行い、被害を受けた先住民に対する聞き込み捜査を続行しています。
 当局は、ブラジル、コロンビア、ペルー3国の国境にあるアマゾナス州各市でも、カードの違法所持者を確認しています。詐取された家族は、商人達に暗証番号と共にカードを引き渡していました。商人たちは、お金を引き出すための口座確認などをすでに行っていました。省庁は、カードの引き出し期間を3カ月から6カ月に引き延ばし、職員達もこうした不正行為を防止するための方法を検討しています。