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30分に1人が凶悪犯罪で死亡

 地元メディアによると、NGO団体「ブラジル公共安全フォーラム」の研究調査で、ブラジルの26州都と連邦直轄区で昨年1年間に計1万5932人が暴力的犯罪により死亡したことが分かりました。この数字は約30分に1人が殺人事件の犠牲になっていることになります。1万5932人は、故意の殺人および暴行・強盗などの凶悪事件に限定した被害者です。
 地元紙によれば、人口10万人あたりの犠牲者数が一番多いのは北東部のフォルタレーザセアラー州)で77.34人。北東部の他の都市も多く、上位10都市のうち、8都市を北東部各州の州都(レシフェを除く)が占めています。最も少ないのがサンパウロ市(1.43人)で、全体の平均は33人です。
 北東部の数値が高いことについて同フォーラムの副会長は、これらの都市では近年の経済的発展で人口が増えたものの、それに行政サービスが追いついていないと指摘しています。セアラー州では今年に入って「命を守るプログラム」を開始、これによりフォルタレーザにおける8カ月間の暴力的犯罪が前年より約19%減少しています。