中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

バイク労働者5000人が抗議行動

 地元メディアによると、バイク便など二輪車(オートバイ)を使った労働組合が26日、サンパウロ市で5000人が参加して抗議行動を実施しました。5000人は市南部の組合本部からビンチ・トレス・デ・マイオ(5月23日)大通りをオートバイで市中心部の市役所、市議会前へと向かい、二輪車用通行帯の復活や速度取り締まり機の削減などを訴えました。
 デモ隊はこのほか、チエテ、ピニェイロス両マルジナルの通行禁止への反対、市中心部での駐車スペース拡大、制限速度引下げへの反対を表明しました。
 専用通行帯はハダッド現市長就任後に廃止されています。労働組合は「啓発キャンペーンを伴わずに制限速度引下げや取締り機が増加すれば、違反のため免許更新できない労働者が続出する」としています。