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高給大学教員の給与カット可能に

 地元メディアによると、サンパウロ州司法裁判所は3日、憲法で定められた上限以上の所得を得ているカンピーナス総合大学の教員に対する給与制限防止案(給与制限を適用しない)を却下しました。憲法で定められている上限額はサンパウロ州のジェラルド・アルキミン州知事ブラジル社会民主党)の給与と同額の2万1631.05レアル。これを上回る同大学教員の給与はカットされることになります。今年6月には1000人以上の教員が上限以上の給与を得ていました。
 同大学の給与上限の適用に関する法的な争いは、大学側が技術職員らの給与上限を定めるようになった昨年4月から始まっていました。同大学の教員委員会は、国立総合大学や州立大学の教員とは上限が違い教員同士の所得格差が生じていると主張、給与制限を差し止める判決を得ていました。しかし、今回の裁判所の決定でそれが覆される形になりました。

高給取りの学長

 サンパウロ州知事よりも高給を得ている教員リストの中には、2種類の給与を得ているジョゼ・ジョルジ学長の名前も含まれています。学長は今年6月に2万1631.05レアルに加え1万1081.55レアルを得ており、給与総額は3万6717.39レアルにもなっていました。