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女性教師が愛人と共謀し夫殺害

 地元での報道によると、サンパウロ州アパレシーダ・ド・ノルテ市の州立校に勤務するポルトガル語教師が3日、夫の殺害容疑で逮捕されました。殺害された夫のルイス・バレットさん(49)はサンパウロ市内の金融会社に勤務し、週末だけ自宅に帰宅する生活を10年間続けていました。
 ルイスさんは事件当日、退社直後にベリーニ大通りで3発の銃弾を受け死亡しました。警察の調べで、妻のエリアナ・バレット(46)と12年間も愛人関係を続けている警備員のマルコス・ゼイツジアン(56)の2人が共謀し、殺害を実行した46歳の男に報酬3000レアルで依頼していたことが分かりました。
 妻のエリアナは、出身地のグアラチンゲタ市で愛人と一緒に店を開くため、夫に掛けられていた50万レアルの生命保険を受け取る目的で1年前から夫の殺害を計画していました。仲睦まじく週末を一緒に過ごす夫婦を知る近所の人は、エリアナ容疑者が高級住宅街にある自宅で逮捕され警察の車に乗せられる姿に、信じられないと目を疑ったそうです。
 夫婦には14歳と16歳の息子がいます。