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ふりかけの人気1位はブラジルでも海苔

 ブラジル熊本県文化交流協会(田呂丸哲次会長)が17日サンパウロ市の同交流協会サロンで行った「第1回ブラジルふりかけ祭り」で、最も親しまれている「海苔」がブラジルでもグランプリに輝きました。同祭りでは参加者が海苔、ラヨネーズ、卵、納豆の4種類を食べ比べ、その中で気にいったものに投票する方法で行われ、開票の結果、海苔47票、ラヨネーズ43票、卵36票、納豆21票で僅差で海苔がグランプリになりました。
 試食に利用されたふりかけは、国際ふりかけ協議会から熊本県人会に贈られた熊本県産のふりかけ4種、「海苔(のり)」「納豆」「ラヨネーズ(マヨネーズとラー油の融合)」「卵」の4種類。参加した右田守幸さん(98、熊本)は「今までふりかけを食べたことがない。お祭りをずっと楽しみにしていた」と卵ふりかけご飯に興味を示し、「うみゃー(熊本弁で、うまいの意)」と感嘆の声を上げていました。
 海苔に投票したルーベンスさん(35)は「パリパリとした食感が好き」といい、納豆に投票したエレ ン・アユミさん(17)は「納豆と聞いた時は驚いたけど、新鮮でとても良かった」と高い評価。ラヨネーズに投票した田代アンジェリカさん (74、熊本)は「ピリッとするラー油の味が効いていて、頭に電流が走るのよ。ちょっとしたボケ防止には最適ね」と話すなど、各来場者は各種ふりかけの感想を話していました。