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サンパウロ総合大学の29学部がトップ100=世界大学ランキング

 地元での報道によると、英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)社が28日に発表した世界大学ランキングで、サンパウロ総合大学(USP)は36分野のうち29分野の学部で上位100位に名を連ねました。ランク入りしたUSPの学部の中で最も順位が高かったのは歯学部(12位)で、農学・林学部(24位)、建築学部(33位)、美術デザイン学部(34位)、獣医学部(36位)、哲学部(37位)、薬学部(46位)、建築工学部(47位)と続いています。
 ブラジル国内の他大学では、カンピーナス州立大学(Unicamp)から16学部、リオデジャネイロ国立総合大学(UFRJ)から5学部、サンパウロ州立総合大学(Unesp)から3学部、リオ・グランデ・ド・スル国立総合大学(UFRGS)から2学部、ミナス・ジェライス国立総合大学(UFMG)、サンパウロ国立総合大学(Unifesp)、サンパウロカトリック総合大学(PUC―SP)から1学部ずつが上位100位に入っています。
 今回のランキングで最も高い評価を受けたのは米ハーバード大学と米マサチューセッツ工科大学(MIT)で、世界1位になった学部数がそれぞれ11学部と10学部でした。同ランキングでは米国と英国の大学がランキング上位を占めています。