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日・ブラジル外交樹立120周年親善大使にマルシア就任

 外務省は19日、日本ブラジル両国の相互理解及び交流を促進することを目的に歌手・女優・タレントのマルシアを,「日ブラジル外交関係樹立120周年」親善大使として広報関連業務を委嘱しました(平成27年12月31日まで)。親善大使就任に当たり、マルシアは以下のようにコメントしています。
 「親善大使に任命いただき大変光栄です。日本からブラジルに渡った祖父母を持つ身として,日系人一人一人の生き様は他人事ではありません。そうした思いも込め,日本とブラジルをつなぐ親善大使として,日本にはブラジルの良さを,ブラジルには日本の良さを伝えながら,両国の間に歴史的な何かを残していければ幸いです」

両国首脳合意で記念事業推進

 日本とブラジルは1895年(明治28年)11月5日,「日ブラジル修好通商航海条約」調印により外交関係を樹立し、今年、外交関係樹立120周年を迎えました。2014年8月の日ブラジル首脳会談で安倍総理とジルマ大統領が120周年を契機に両国関係を更に強化・深化するため記念行事を実施することを確認したのを受け、両国に記念事業を実施するための実行委員会が立ち上げられています。その実行委員会を中心に、様々な行事が進められています。
 ブラジル側ではコシノジュンコさん演出の花火大会や日本とブラジル間で行われた共同プロジェクトの展示会、日ブラジル少年サッカー大会、舞踏公演など、日本ではブラジル音楽祭、演劇、チャリティショーなど様々な催事が企画されています。