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日系6病院13人を日本へ招へい

 地元での報道によると、JICA(国際協力機構)がブラジルの日系病院と日本側医療機関及び医療機器メーカーなどとの連携を深めるため、今月14日から28日までの2週間、ブラジル各地の日系6病院の医長や経営者など計13人を日本に招へいします。昨年8月に来伯した安倍晋三首相が日本の医療機器や医療保険サービスのノウハウなどをブラジルに積極的に導入する方針を発表したことに基づくもので、これまで少数単位での医師招へいはあったものの、13人に及ぶ大人数は珍しいケースです。JICAでは、「日本の医療サービスと病院運営を視察してもらう良い機会」としています。
 招へいされるのは、サンパウロ市からは日伯援護協会傘下の日伯友好病院、岡本テルヒコ医師長、小沢カルロス財務兼事務長、サンタ・クルス病院の山野ジュリオ技術部長、北原アメリコ医長、パラー州ベレン市からアマゾニア日伯援護協会傘下アマゾニア病院の仁和善通病院長(肺外科)、八十島エジソン前病院長(外科医)、生田勇治監事長(形成外科医)、パラナ州クリチバ市から杉沢病院の鈴木タケヨシ消化器科内視鏡専門医、アベ・マリーナ病院運営部長、マリンガ市からパラナ病院のミナオ・オオカワ理事長、山口ヒロミ倫理委員長、サンパウロ州アチバイア市からノーボ・アチバイア病院の下川マルセロ画像診断部門担当医、和田アンドレ内視鏡担当医の6病院13人となっています。