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W杯チケットを盗まれる

 サンパウロからの連絡で、日本人の盗難被害第一号が出たことが分かりました。盗難事件が発生したのは10日午後8時頃、場所はレプブリカ公園そばの大通りです。被害者は日本人とだけしか発表されていず年齢、性別は不詳、盗まれたものはW杯入場券合計10枚,旅券,デジタルカメラ3台,望遠レンズ2個,ノートブック,スマートフォン,クレジットカード,現金(1000米ドル)などです。
 盗難事件の内容は、外国ではよく見られるケースでした。犯人が被害者に「服が汚れている」声をかけ、被害者が服の汚れに気づき少し離れた場所で足下にリックサックを置いて汚れをぬぐっている隙にリックサックを盗むという手口です。被害者の服に汚れを付けたのは、おそらく犯人でしょう。
 事件が起きた場所は、昼間でもひったくりなどが出没する危険地域と見られ、事情を知った日系人ならあまり近づかないところです。W杯観戦などの予定のある人は、地元の日系人、移住者に現地事情をよく聞き、単独では歩きまわらないことです。
 事件を知ったサンパウロ日本総領事館も、(1)常に警戒心を持ち,周囲に目線を配るなど警戒心を顕示する(2)荷物は手元から離さない(3)現金や銀行カード,旅券など貴重品は分散して所持する、といった防犯対策を呼びかけています。