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県連総会で本橋幹久新会長を選出

 ブラジル日本都道府県人会連合会(県連、園田昭憲会長)は27日、第48回定期総会で役員改選を行い、本橋幹久氏(78、鳥取県人会長)を新会長に選出しました。
 会長交代にあたり園田氏は「パラグアイ移民の自分がブラジル日系社会の要職に就けた。(第8回日本祭りでの裁判問題など)就任時に県連は多くの懸念材料を抱えていたが、それでも執行部役員、県人会員の皆の協力で乗り切ることができ、心から感謝したい。今年はW杯の後方支援、来年は日本ブラジル修好120周年、また日本祭りを継続して成功させるなど、次期執行部も不測の事態にも団結して、ますます県連を繁栄させてほしい」と語りました。園田氏は3年間に渡り会長を務めました。
  新会長の本橋氏は、「引き受けたからには執行部14人全員で誠心誠意努めていく」と語り、ケネディ元米大統領の 言葉を引用し「国家が皆に何を与えてくれるかでなく、皆が国に何をできるかを問うてほしい。県連のために皆んなが一緒になって物事にあたっていきたい」と会員の協力を呼び掛けました。
 本橋氏は第2回の東山農場農業研修生として1960年にブラジルへ渡り。コチア、南ブラジル産業組合で養鶏などに携わった後飼料メーカーに勤め、餌の開発、飼料添加物や獣医薬品の開発等にも携わってきました。鳥取県人会では20年以上副会長、09年から会長を務めています。