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カーニバル2014 in サンパウロ

 サンパウロでのカーニバルは2月28日〜3月2日の3日間、サンパウロ市アニェンビー区のサンボードロモ(サンバ会場)で夜通し行われました。開催初日の2月28日は大雨に見舞われましたが、サンパウロ新聞が取材した3月1日は天候に恵まれ、出場した計7つのエスコーラ・デ・サンバ(サンバチーム)は工夫をこらしたテーマに沿ってパレードを披露しました。
 同日2番目に出場した優勝候補の「GAVIOES DA FIEL」は「R9−O Vooreal do Fenomeno」と題し元サッカー・ブラジル代表のロナウド氏を顕彰するものでした。ロナウド氏本人も山車に乗って参加、この日1番の盛り上がりを見せました。
 5番目に登場した「AGUIA DE OURO」では、約100人の日系人グループも参加しました。パウロ小林インスティツート評議員会長の小林ビットル氏が呼び掛けて実現したもので、福嶌教輝サンパウロ総領事も参加して盛り上げに一役買っていました。
 6番目のエスコーラ「IMPERIO DA CASA VERDE」にはメストレ・サラとして活躍する三由翼さん(33、埼玉)の姿も昨年と同様にあり、鮮やかな緑の衣装をまとい力強い踊りを披露しました。出場者の中には多くの日系人、日本人の姿もあり、ブラジル人に交じって楽しんでいました。
 写真はサンパウロ新聞提供