地元での報道によると、ブラジル国内全域でカーニバルが始まり、5日までは休日です。カーニバルはリオが有名ですが、サンパウロ市でもリオに負けず劣らず派手なカーニバルがサンボードロモ(サンバ会場)で繰り広げられ、2月28日からカーニバルのパレード(デスフィーレ)が始まっています。
パレードのトップバッターを務めたサンバ学校(エスコーラ・デ・サンバ)「レアンドロ・デ・イタケラ(Leandro de Itaquera)」は、サッカー・ワールドカップ(W杯)を今年のテーマにしていました。サンボードロモでは28日には合計7校のサンバ学校によるパレードが行われ、イグアスの滝をテーマにしたサンバ学校「トン・マイオール(Tom Maior)」がパレードを締めくくりました。
1日のパレードでは、サンバ学校「ガビオンエス・ダ・フィエル(Gavios da Fiel)」に日系人タレントのサブリナ・サトウが出場しました。同校は、サッカー元ブラジル代表でW杯最多得点記録を誇るロナウド氏の栄光をテーマにしたパレードを行い、ロナウド氏本人も出場したそうです。
サンボードロモ以外の一般公道でも、カーニバル・ブロッコ(グループ)によるパレードがブラジル国内全域で行われています。今年はリオ州だけでも492グループが出場する予定で、カーニバルをより身近で観覧するのに絶好の場になっています。